それまでのMACDの挙動から、将来の動きを予測するインジです。
チャート右端の肌色の部分が予測領域となります。
気になる予測精度ですが、「将来のMACDの動きを当てる」という点だけで見ればなかなか優秀です。
future macd-2の予測の例
では例をご覧ください。
赤い縦線で囲った領域がFutureMACDの予測領域です。
今後は緩やかに下げるという予測ですね。
下が実際の動きです。
これは外してしまいました。
次です。
今度は下げる予測です。
下が実際の動きです。
MACDの動きはほぼ当てたと言っていいでしょう。
しかし、実際のレートは高値をブレイクして上昇しました。ダイバージェンスです。
このように、MACD自体の予測は正しくても、ダイバージェンスによってMACDと実際の動きに違いが出ることがよくあります。
次です。
今後は地味に上げる予測となっています。
下が実際の動きです。
今回は値動きもMACDも予測通りとなりました。
全体としてMACDの動きの予測自体は悪くはないのですが、ダイバージェンスによってMACDと価格の乖離が発生することもあって、相場の値動きを当てるツールとしては使いこなすまでに検証を重ねる必要があるかな?という印象です。
使用する際はしっかりと検証したほうが良いでしょう。