私の運営するFSCXM版のメンバー様が作成されたインジです。
とてもありがたいことに、ご厚意によって貯蔵庫で無料配布させていただけることになりました。
このインジでは、任意のサイン型インジケーターのサインの頻度を制御することができます。
例えば下のような多くのサインを出すインジがあります。
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とてもサインが多く、その分だけダマシも多くなっていますが、このインジを使うことで、同じ方向に出るサインの数を制御(フィルタリング)できます。
下のチャートでは、SignalPlusFilter_V0_Aを利用して、同じ方向のサインが出ないように制御しています。(方向の転換時だけサインが出るように制御)
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チャート左から下矢印⇒上矢印⇒下矢印⇒上矢印・・・とそれまでとは逆方向のシグナルとなった時にだけサインが出ています。
この設定では同じ方向へ連続したサインは出さないようにしていますが、パラメーター設定内で「何本まで同じ方向のサインを出すか」を決められます。
また、フィルタリングしたサインは、チャート上にあるボタンをクリックすることで簡単に切り替えられます。
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使用方法について
サイン型インジケーターの入力
まずは制御したいサイン型インジケーターを用意ます。
今回は例としてサインの頻度の多い「RSI_Heikinashiを利用します。」
まず「SignalPlusFilter_V0_A」のパラメーター設定内上部の【インジケーター】の項目を以下のように変更します。
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- ファイル名:制御したいシグナルインジケーターの名前
- パラメーター:シグナルインジケーターのパラメーターを上からカンマ区切りで入力
- 買いサインバッファー番号
- 売りサインバッファー番号
- 計算バー本数
バッファー番号とは、使用するサイン型インジケーターの色の設定に示してある数字です。
RSI_Heikinashiは以下のようになっています。
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買いサインの緑色の値が0、売りサインのピンク色の値が1となっていますので、それぞれをSignalPlusFilter_V0_Aのパラメーター内に入力します。
この入力が終わった時点で、チャート上にサインが出ます。
サインのサイズ等の設定
【サイン】では、表示するサインのスタイル等を変更します。
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表示モード
- リアルタイム:サインが出たタイミングでアラート等を鳴らす
- 確定時:サインが出た足が確定したタイミングでアラート等を鳴らす
連続するサインの制御
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交互表示フィルターでは、同じ方向のサインを何本まで出すかを制御します。
この値が0の場合、上矢印⇒下矢印⇒上矢印⇒下矢印・・・のように常に逆方向のシグナルのみを表示するようになります。
また、この値を2にすると、同じ方向のサインが最初の転換のサインを含めて最大で3つ表示されるようになります。
このパラメーターがSignalPlusFilter_V0_Aとなりますので、色々と弄ると面白いと思います。
通知について
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サインについては様々な通知方法に対応しています。
ボタン
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フィルタリングのオンオフをするボタンの表示位置や大きさや色を変更できます。
そのため、本インジケーターだけではサインを出しませんのでご注意ください。