ASCTrendのサインの出方を様々な方法でフィルタリングした自作インジ集です。
ASCTrendは優れたサインを出しますが、サインの数がどうして多くなってしまいます。
そこで、上手くフィルタリング(サインを選別)して勝てるサインだけを出せるようにしてみました。
インジケーターを作る話の流れと詳細については以下の記事で書いています。
この記事を読んだ後に、本記事をご覧ください。
動画版もあります。
MAでフィルタリング
サインの出る条件は以下の通りです。
- 価格が100EMAよりも上なら、ASCTrendのロングサインのみを表示する
- 価格が100EMAよりも下なら、ASCTrendのショートサインのみを表示する
3本のMAでフィルタリング
サインの出る条件は以下の通りです。
ロングサインの条件
- 価格が100EMAよりも上にある
- 100EMA(長期)よりも20EMA(中期)と10EMA(短期)が上にある
- 20EMAと10EMAがデッドクロスしている
ボリバンでフィルタリング
サインの出る条件は以下の通りです。
- ボリバン(20)の-1σを跨ぐ足にASCTrendのロングが出たら買いのサイン
- ボリバン(20)の+1σを跨ぐ足にASCTrendのショートが出たら売りのサイン
ボリバンとMAでフィルタリング
サインの出る条件は以下の通りです。
- 価格が100EMAより上で、ボリバン(20)の-1σを跨ぐ足にASCTrendのロングが出たら買いのサイン
- 価格が100EMAより下で、ボリバン(20)の+1σを跨ぐ足にASCTrendのショートが出たら売りのサイン
パラメーターが変更できる完全版について
今回ご紹介した4つのインジケーターはパラメーターの変更ができませんが、変更可能な完全版もあります。
それぞれASCTrendのRiskや移動平均線の期間、計算の種類(SMAやEMAなど)、ボリバンの期間、ボリバンの偏差などを自由に変更できます。
パラメーターを変更することでサインの出方を調節できますので、考え方や好みに応じて変更すれば、より優れたシグナルが出せるかもしれません。
例えば下のチャートではRISKを4、ボリバンの期間を50、2σを跨いだらサインが出るようにしています。
これらの完全版はFSCXM版で公開しています。
ASCTrendのパラメーターであるRISKは3で固定してあります。
また、移動平均線やボリンジャーバンドは一緒に表示されませんので、好みに合わせて表示してください。