GMMAのように複数のMAが同時に表示されるインジです。
各MAは向きが変わると色が変わり、上向きなら緑色、下向きなら橙色になります。
視覚的に方向が分かりやすいのでトレンド方向を理解するのに役立つインジです。
デフォルト設定では10個のMAを表示するインジにすぎませんが、後述のパラメーター設定を変更することで、このインジの真価を発揮します。
パラメーター設定
Time frame
このインジはマルチタイム機能が付いています。
下のチャートは15分足チャートに1時間足のAverages rainbowを表示させています。
デフォルト設定ではマルチタイムでも滑らかな推移を表示します。
パラメーター設定の「Interpolate in multi time frame mode?」をfalseにすると、下のようにカクカクとした従来のマルチタイムらしい表示になります。
Average type
デフォルト設定ではEMAを表示しますが、このインジではかなり多くの種類のMAを選択することができます。
好みに合わせて使うと良いでしょう
Price
どの値で移動平均線を計算するかを決めます。
通常は終値ですが、このインジでは平均足の値を使ってMAを計算させることができます。
Start period
MAの一番小さなパラメーターを決めます。
デフォルトでは10となっていますので、EMA10からMAが表示されます。
Increment for periods
表示するMAのパラメーターの間隔を決めます。
デフォルトでは2となっていますので、EMA10、EMA12、EMA14、EMA16・・・と表示されることになります。
Total Number of averages
何本のMAを表示させるかを決めます。
デフォルトでは10となっていますので、EMA10~EMA28の10本が表示されます。
最大で127本まで表示することができます。
下のチャートが127本表示させた例です。
127本表示させるとさすがに重たくなります。
用途に合わせてパラメーターを設定すると良いでしょう。