自作のインジです。
グランビルの法則の3番の条件を満たしたときにサインを出します。
グランビルの法則の3番とは以下のようなポイントになります。
- ロングの場合は、上昇するMA付近まで押してから反発したところでエントリー
- ショートの場合は、下降するMA付近まで戻してから反発したところでエントリー
トレンドが発生して移動平均線が傾いて推移している時は、移動平均線自体がサポレジとなる性質を利用した手法です。
サインについて
ロングサインの出る条件
- MAが十分に上昇している
- MAが上昇中に、ローソク足の安値がMAを下抜くも、終値はMAの上で確定して陽線となる
1と2の条件を満たしたときにサインが出ます。
しっかりと傾いたMAに対してヒゲを付けて、陽線となったらエントリーするロジックです。
(MAが緑色=しっかりと傾いたMAではありません。もっと厳しい条件を付けています)
損切りは直近の安値よりも少し下に置くことで、損小利大のトレードが出来ます。
ショートサインの出る条件
- MAが十分に下降している
- MAが下降中に、ローソク足の高値がMAを上抜くも、終値はMAの下で確定して陰線となる
1と2の条件を満たしたときにサインが出ます。
(単にMAが赤色の時に上ヒゲを付けて陰線となったらサインが出るロジックではありません。)
それなりにMAの傾斜が無いとサインが出ないようにしています。
サインはそれほど多くはありませんが、その分だけ精度を高めています。
パラメーターについて
Granville03ではパラメーター変更できる箇所が2点あります。
意味合いは以下の通りです。
MAmethod:MAの計算方法の選択
Alert:trueに変更するとサイン点灯時にアラートが鳴ります
Mail:trueに変更するとサイン点灯時にメール送信します
MAmethodについては、
- 0を入力すると単純移動平均線(SMA)
- 1を入力すると指数移動平均線(EMA)
- 2を入力すると平滑移動平均線(SMMA)
- 3を入力すると線形加重移動平均線(LWMA)
でMAが計算されます。
移動平均線の種類と期間が選択できますので、好みに合わせてご利用ください。
シンプルなサイン型インジですが、グランビルの法則を使ってトレードする場合の参考にはなると思います。
動画もありますのでご覧ください。
他にもグランビルの2番でサインの出るインジケーターやフィルター機能を付けたインジケーターもあります。以下のリンクも併せてご覧ください。