移動平均線の角度(傾き)を示すオシレーターです。
少し見方がややこしいですが、オシレーターの値は移動平均線の角度を示します。
オシレーターが0のラインにある場合は、MAの角度がゼロ度(真横を向いている)であることを意味します。
MAが上昇して角度が上がればオシレーターは0を超え、MAが下落して角度が下がればオシレーターは0以下を推移します。
同じパラメーターのMAを一緒に表示させました。
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オシレーターがMAの角度を反映しているのが分かるかと思います。
このインジの特性を利用して、トレンド・レンジの判断も無裁量で可能になります。
他にも「角度が○○以上だったらグランビルの法則を使ったトレードの勝率が上がる」といったこともわかるかもしれませんね。
角度の測定について
angleofmaで測定するMAの角度は、デフォルト設定では「現在のMAと10本前のMA間を直線で結んだの角度」です。
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このチャートのように、10本前のMAと現在のMAを結んだラインが何度なのかをプロットしていきます。
パラメーター内の「PeriodsMA」の値を変更すると、maofangleの示す角度は変わっていきます。
下のチャートはPeriodsMAの値を1にして、現在のMAと1本前のMAの角度を表示したものです。
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かなり敏感にMAの角度が変わっているのが分かります。
好みに合わせて変更すると面白いと思います。
移動平均線の角度を意識したい方にオススメします。
パラメーター設定
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- PeriodsMA:移動平均線の期間
- ModeMa:移動平均線の種類の選択
- LookBackBars:何本前のMAと現在のMA間の角度を測定するか