ボリンジャーバンドを表示するインジです。
パッと見は普通のボリバンですが、以下の機能を備えています。
- 3つの偏差を同時表示
- 移動平均線と標準偏差を求める期間を異なる設定にできる
- マルチタイムに対応
- 適用価格の選択幅が多い
- 計算方法の種類が半端ない
- バンド内を塗りつぶせる
それぞれについて解説します。
3つの偏差を同時表示
AllBollingerBandsは、インジ一つで3本の偏差のバンドを表示できます。
デフォルト設定では1.65、1.96、2.33となっていますが、任意で変更できます。
3本も必要ない場合は、値を0にすると非表示になります。
移動平均線と標準偏差を求める期間を異なる設定にできる
通常のボリバンの場合、期間を20としたら、移動平均線の期間も標準偏差を求める期間も20となります。
しかし、AllBollingerBandsでは、移動平均線の期間と標準偏差を求める期間を別々に設定できます。
下のgif動画では、移動平均線の期間は20で統一していますが、標準偏差を求める期間を20と40に変えています。(バンド幅が広い方が40です。)
マルチタイムに対応
AllBollingerBandsはマルチタイムに対応しています。
上位足のボリバンを表示できます。
下のチャートは1時間足に4時間足のボリバンを表示しています。
適用価格の選択幅が多い
AllBollingerBandsは、終値以外にも数多くの価格を適用できます。
平均足の値を使ってボリバンを表示できます。
移動平均線の計算方法の種類が半端ない
移動平均線の計算方法も多いです。
何と合計36種類の計算方法の中から選ぶことが出来ます。
「足らない」と思う人はいないでしょう。
バンド内を塗りつぶせる
AllBollingerBandsはバンド内を塗りつぶす機能も付いています。
「Show filled」をtrueにすると、バンド内がグラデーションで塗りつぶされます。
バンドをブレイクしたかどうか、現在のレートがバンド内のどのあたりにあるのかが視覚的に分かりやすくなります。
非常に細かい設定までできるボリバンです。
初心者からマニアまで使える優れたインジと言えます。