MT4のインジケーターの中にはリペイントするものがあります。
例えば、移動平均線は足が確定後は表示は変わりませんが、Zigzagは足が確定後も表示が変わります。他にも、シグナル系のインジで「前に点灯したはずのサインが消えていた・・・」というのもリペイントです。
顕著な例をご覧ください。
リペイントを確認するのはリアルタイムで監視するのが一番ですが、それだと時間がかかってしまいます。
シグナルの頻度によっても違いますが、1分足チャートに表示したとしても、少なくとも1時間以上は監視を続ける必要がありますし、土日だと相場が動かないため確認ができません。
そこで今回は、もっと早くインジケーターがリペイントするかどうかを確認する方法をご紹介します。
ストラテジーテスターで挙動をチェック
リペイントを確認するのに必要なのがMT4で標準で搭載してあるストラテジーテスターです。
この機能を使って、過去のチャートを動かしながらインジケーターの挙動を確認していきます。
まずは、チャート左上の「表示」をクリックして「ストラテジーテスター」を選択します。
MT4下部にストラテジーテスターが出てきます。
以下の画像のように変更していきます。
- 一番左上の「エキスパートアドバイザ」と書かれているボタンをクリックして「インディケータ」に変更
- 挙動を確認したいインジを選択
- 適当な通貨ペアと時間足を選び、モデルでコントロールポイントかティックを選択、ビジュアルモードにチェックを入れ、期間を指定
- 全部終わったら「スタートボタン」を押す。
スタートボタンを押すと、下の動画のように自動でオフラインチャートが出て、過去の動きを再現しながらインジケーターの挙動を確認できます。
バーチャートをローソク足に変更して、速度を調節しながら見ていくことで、インジケーターの挙動が分かります。
気になるインジケーターや、見事に相場の天井や底を捉えるインジケーターがあったら、とりあえず確認することをお勧めします。
例としては、
- マルチタイム機能を備えたインジおよびマルチタイム設定にしたインジ
- 一部の水平線を表示するインジ
- マルチ通貨ペアに対応したダッシュボードタイプのインジ
などがあります。
これらはリアルタイムで監視する必要がありますので、1分足チャートに表示するのが一番早く確認できます。