カウフマン適応移動平均線(Kaufman’s Adaptive Moving Average, KAMA)をベースとしたインジです。
KAMAは米国の著名な投資家でありクオンツであるペリー・J・カウフマン(Perry J. Kaufman)によって開発された移動平均線の一種です。
従来の単純移動平均線(SMA)や指数移動平均線(EMA)と異なり、市場の変動(ボラティリティ)に応じて感度を調整する特徴があります。
つまり、市場が安定しているときにはゆっくりと動き、価格が大きく変動する局面では素早く反応するように設計されており、この特徴はパラボリックSARと似ています。
このインジではKAMAの上下にフィルタリング用のバンドを表示し、KAMAが上抜ければ緑色、下抜ければ橙色、バンド内にあれば灰色で表示します。
KAMAに色が付いている時はその方向の強いトレンドが出ており、灰色の時はレンジと判断することで、相場の流れにうまく乗ることができます。
また、マルチタイムにも対応しています。
上位足表示することで、より広範囲のレンジ相場を見つけることが出来るので、トレードフィルターとして活躍するでしょう。
下のチャートでは1時間足チャートに4時間足のKAMAを表示させています。
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