XMでは1ユーザー8つまで口座を開設することが可能です。
本記事では、口座間で資金移動を行う方法と注意点について解説していきます。
複数口座を保有してる方はぜひご覧ください。
XMの口座間で資金を移動する方法
XMで資金を移動させる方法を解説します。
まずは移動させたい資金が入っている口座のXMのマイページにログインします。ログイン後は「資金振替」というボタンをクリックします。
スマホの場合は三線のメニューボタンから「資金振替」をタップします。
「入金口座ID」の選択で、資金を移動させたい口座番号を選びます。
希望の金額を「入金額」の部分に入力して「リクエスト送信」をクリックします。
XM内の資金移動ですので反映は即時に行われます。
XMで資金移動をする際の注意点
XMdでの同一アカウント内の資金移動自体はとても簡単ですが注意点もありますので解説します。
- 移動する最低金額は500円
- ボーナスも移動する(消滅の可能性あり)
- 基本的に手数料はかからないが、注意もある
- 証拠金維持率150%を下回っているとできない
- MT4→MT5への資金移動は可能
- 同一名義の口座である必要がある
XMの口座間資金移動の最低額は500円
XMの口座間資金移動は500円以上からになります。
それ以下は不可能ですので注意してください。
入金ボーナスも移動する(消滅の可能性あり)
XMのボーナスのみを他の口座に移すことはできません。
あくまでもボーナスは入金額に付随するものですので、資金移動した証拠金の割合に応じてボーナスが動くことになります。
例えば証拠金の50%を移動させようとすると、ボーナスの50%が付随して移動します。
移動額の割合に応じて、同じ割合のボーナスが一緒に移動すると覚えておいてください。
ここで注意してほしいのが、ゼロ口座やKiwami極口座に資金移動する場合です。
例えばスタンダード口座からゼロ口座・Kiwami極口座に資金移動する場合は、移動する資金と同一割合のボーナスは消滅してしまいます。
ゼロ口座とKiwami極口座は入金ボーナスが対象外の口座ですので、「スタンダード・マイクロ口座からゼロ口座・Kiwami極口座に資金移動する際にはボーナスが消えてしまう」と認識しておきましょう。
ただし、口座開設ボーナスはどの口座でも受け取れるので資金移動の割合に応じて移動します。
ただし口座作成時に「ボーナスを受け取らない」に設定している場合も同じように割合に応じて消滅しますので気を付けてください。
基本通貨が同じなら手数料なし、違うと手数料がかかる
口座の基本通貨が同じの場合、資金移動の手数料はかかりません。
例えば日本円を基本通貨にしている口座間の資金移動であれば、無料で行えます。
しかし、日本円を基本通貨にしている口座から、米ドルを基本通貨にしている口座へは移動資金の0.3%が手数料として差し引かれます。
つまり口座の基本通貨が別の場合、口座間資金移動でも手数料0.3%がかかることになります。
例えば「米ドル口座→ユーロ口座」や「日本円口座→ユーロ口座」などは0.3%の手数料がかりますのでご注意ください。
証拠金維持率150%を下回っていると移動できない
資金移動の段階で、取引中のポジションがあると証拠金維持率によっては資金移動ができない可能性があります。
通常、ポジションを持っていても資金移動は可能ですが、その場合、証拠金維持率が資金移動によって150%になる金額までとなります。
そのため、資金を移動しても証拠金維持率が150%以上になるように計算してから資金移動するか、ポジションを一度全てクローズしてから資金を移動させましょう。
証拠金維持率の計算は、XMの証拠金維持率の計算ツールがあります。
オールインワン計算ツールで赤い枠で囲った必要項目を入力すると、必要証拠金が自動で算出されます。
資金移動する際は必要証拠金の値が150%以上必要なので、例えば必要証拠金が大体10万円だった場合、150%以上の15万円の必要証拠金を口座に残す必要があります。
MT4からMT5などへの資金移動も可能
MT4を使っている口座から、MT5を使っている口座への資金移動も可能です。
こちらも反映は即時となっているので、気軽に使えます。
例えば普段MT4を使っているけど、MT5専用のEAも使ってみたい、慣れたいという人は追加でMT5の口座を作って、そこに資金を動かせます。
同一名義の口座である必要がある
口座間資金移動をしたい場合、当たり前ですが同じユーザーの口座でしかできません。たとえ家族でも不可です。
また、口座有効化を行っていないと資金移動はできません。この点もご注意ください。